元検事の弁護士の半生を綴ったノンフィクション。
これでもか、というほど実名を並べていて、日本の闇の部分を感じることができて面白い。
著者が貧しさから這い上がるところや、仕事にのめり込むところ、バブル真摯やヤクザとの交流などの描写は面白いのだが、図らずも善と悪の境目が見えなくなっていることを著者自身が書き出していて、それを理解できないまま今に至っているところに恐ろしさを感じる。
カーネギーの「人を動かす」にあった、悪人は自分が悪い事をしているということが全くわからない、ということをまさに地で行くのがこの著者だ。被告人を弁護して刑を軽くするためには、ウソも厭わず実行するシーンや、ヤクザとの付き合いなど、枚挙にいとまがない。
この本ではバブルという異常な時代についてもよくわかるが、一般人である自分からはまるで小説の中の世界のようであり、お金の話は特にリアル感がない。やはりこういう世界にいると色々と麻痺してしまうのだろうか。
面白い本で読み応えはあるが、読後感は物悲しい感じがする本。
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著者が貧しさから這い上がるところや、仕事にのめり込むところ、バブル真摯やヤクザとの交流などの描写は面白いのだが、図らずも善と悪の境目が見えなくなっていることを著者自身が書き出していて、それを理解できないまま今に至っているところに恐ろしさを感じる。
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この本ではバブルという異常な時代についてもよくわかるが、一般人である自分からはまるで小説の中の世界のようであり、お金の話は特にリアル感がない。やはりこういう世界にいると色々と麻痺してしまうのだろうか。
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