いわゆる普通の経済学ではない。
世の中の不思議を「経済学」というツールを使って読み解いていく。経済学者であるスティーヴン・D・レヴィットが実際に書いた論文をわかりやすい言葉で読み物風に書き下した本が、この本。
例えば、こんなことを書いている。
恐らくこの本の一番の目玉は、米国における1990年代の犯罪が年々減っていった理由を解き明かしているところだと思う。賛否両論出たというこの説は、調査に裏付けられた確かな数字こそが世の中を解き明かす材料になる、という筆者の信念を感じることができる。風が吹けば桶屋が儲かる式の話だが納得感が強い。
増補改訂版にあるおまけで面白かったのは、グーグルで講演した際に、グーグル社員から出た「提供して欲しいデータはありますか?」という質問。その場で答えは出なかったそうだが、筆者の今後の研究テーマにグーグルが協力したら面白そうだ。
原題は『Freakonomics』。邦題は相当苦労したと思われる。訳者あとがきも面白い。2,100円。
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世の中の不思議を「経済学」というツールを使って読み解いていく。経済学者であるスティーヴン・D・レヴィットが実際に書いた論文をわかりやすい言葉で読み物風に書き下した本が、この本。
例えば、こんなことを書いている。
銃とプール、危ないのはどっち?
相撲の力士は八百長なんてしない?
学校の先生はインチキなんてしない?
ヤクの売人がママと住んでいるのはなぜ?
恐らくこの本の一番の目玉は、米国における1990年代の犯罪が年々減っていった理由を解き明かしているところだと思う。賛否両論出たというこの説は、調査に裏付けられた確かな数字こそが世の中を解き明かす材料になる、という筆者の信念を感じることができる。風が吹けば桶屋が儲かる式の話だが納得感が強い。
増補改訂版にあるおまけで面白かったのは、グーグルで講演した際に、グーグル社員から出た「提供して欲しいデータはありますか?」という質問。その場で答えは出なかったそうだが、筆者の今後の研究テーマにグーグルが協力したら面白そうだ。
原題は『Freakonomics』。邦題は相当苦労したと思われる。訳者あとがきも面白い。2,100円。
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